ゴールド相場 先週のまとめ(急騰からの大荒れ相場)
先週のゴールド相場は、一言で言うと
**「強い上昇トレンドの中での大きな調整」**という展開になりました。
週の前半は、世界情勢の不安や株式市場の弱さを背景に資金が安全資産であるゴールドへ流れ込み、相場は強い上昇を見せました。
特に印象的だったのは、5300ドル台後半まで一気に上昇した急騰です。
この動きは完全に買いが買いを呼ぶ形になり、短期トレーダーのロングも大量に入った可能性があります。
しかし、その後の展開はかなり激しいものになりました。
高値更新後の急落
ゴールドは5400ドル付近まで迫る勢いを見せましたが、その後は一転して大きな売りが入りました。
この急落の背景にはいくつかの要因が考えられます。
急騰による利益確定売り
短期筋のポジション整理
過熱感による調整
米ドルの動き
結果として、1時間足レベルでもはっきり分かる大陰線が出現し、相場は一気に5100ドル付近まで下落しました。
このような急落はゴールドでは珍しくなく、
強いトレンド相場ほど調整も激しくなる傾向があります。
その後はレンジ相場
急落の後、ゴールドはすぐにトレンドを作ることはなく、
5100〜5200ドル付近のレンジ相場に移行しました。
チャートを見ると
上は5200付近で抑えられる
下は5000〜5050付近で支えられる
という形で、上下に振れながらも方向感が出にくい状態になっています。
このような相場では、
レンジ上限で売り
レンジ下限で買い
といった短期トレードが機能しやすく、
トレーダーにとっては難しい一方でチャンスも多い相場です。
5000ドルラインの攻防
現在注目されているのは、5000ドル付近のサポートラインです。
先週の終盤ではこのラインを何度も試す動きが見られました。
この価格帯は心理的にも重要であり、
割れれば下落加速
守れば反発
という大きな分岐点になりそうです。
来週のポイント
来週のゴールドで注目したいポイントは3つあります。
① 5000ドルの防衛
ここを割ると
4900
4800
といった調整が見えてくる可能性があります。
② 5200ドルのレジスタンス
反発した場合は、まず5200付近の突破が重要になります。
ここを抜ければ再び上昇トレンドに戻る可能性があります。
③ 世界情勢
ゴールドは常に
地政学リスク
株式市場
金利
の影響を受けます。
最近は株が弱く、世界の不安材料も増えているため、
長期的にはゴールドに資金が流れやすい環境とも言えます。
まとめ
先週のゴールドは
急騰
急落
レンジ
という非常にボラティリティの高い相場でした。
しかし大きな流れとしては、まだ
上昇トレンドの中の調整と見ることもできます。
もし5000ドル付近を守ることができれば、
再び高値更新を狙う展開も十分ありそうです。
ただし、急騰後の相場は突然大きく動くことも多く、
無理なポジションを持つと往復ビンタになる可能性もあります。
来週も冷静に相場を見ながら、
チャンスを待ちたいところです。